・デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響
我が国は、人口減少局面に入り、慢性的な労働力不足に直面しており、デジタル技術の活用による、効率化の推進は元より、AI、ロボット等の先進技術を駆使しつつ、デジタル化による様々なデータの取得、連携、活用により、ものづくりで培った強みを基点とした新たなサービスを開発するなど、高付加価値な事業への転換が求められています。
昨今の新型コロナウイルスにより、製造現場での活動が制限されるなど、様々な産業への経済的影響が出ており、このような不測の事態におけるデジタルの有用性が改めて見直されています。
・経営ビジョン「縫製業にデジタル技術を活用したものづくり実現を」
技術の“属人化”を排除し、作業を標準化、それぞれに掛けるべき時間（ST：標準時間）を最適化していく地道な取り組みが欠かせません。そして、属人化された暗黙知を形式知にしていくことが大切です。
そのために、弊社では、工場内の現状を的確に捉え、身の丈に合わせた業務効率 化やデータ活用の視点で取組んでいます。
トップ自ら率先して動き、社内も“変わっていこう”という雰囲気 が溢れています。さらに、お取引先様の悩みに耳を傾けることに今後の打ち手のヒントがあると考えています。従来の延長線上で、自社だけでできることには限りがあります。これからは協業と共創の時代。弊社は、オープンな姿勢を示し、有益な情報を活用し、デジタル化に取組んでいきます。
・デジタル化戦略～高度利用モデル～
デジタル技術を活用し、人手で実施していた各種業務を効率化。それにより空いた人的リソースや新たに獲得したデジタルデータ等を活用し、技術力や営業力等を強化して、新たな収益源を生み出す。
〈当社のデジタル化対応機器〉
・CAD
・CAM
・コンピューターミシン…等
当社はレベル１からレベル２に向け、社内改革に取り組んでいます。
【出典 経済産業省関東経済産業局 2020 事例に学ぶ稼ぐ力の鍛え方】
組織図
